HOME
当院について
美容皮膚科
一般皮膚科・アレルギー科
皮膚外科
にきび治療
ドクターズコスメ
診療案内・アクセス
保険診療WEB問診
美容施術WEB予約
お問い合わせ・ご予約
048-640-1012
受付時間:10:00〜13:00/15:00〜18:00(月〜土※)※土は17:00まで
一般皮膚科アレルギー科
美容施術ウェブ予約
お知らせ
皮膚委縮などの副作用が少ない
少ない治療回数
目次
一般的に、シワや咬筋・脇汗の改善などを目的とした治療のイメージが強いボトックスですが、実はボトックスの効能は幅広く、米国ではすでにその他の皮膚科疾患にも応用されています。 近年、ケロイドや瘢痕に対してボトックス注射をすると高い治療効果が得られることがわかってきています。 当院ではボトックスを使用したケロイド・瘢痕治療を行っております。肥厚性瘢痕などの赤く盛り上がった傷あとに対し、平坦にして赤みを抑える効果を発揮します。
ケロイドに対する治療は、従来より副腎皮質ステロイド局所注射が一般的に行われていますが、薬剤注入時の痛みやステロイドによる副作用のリスクなどから、実際には治療効果が出る前に治療が終了となってしまうこともしばしばでした。
近年では、ボトックスによるケロイド治療が近年大きな注目を集めており、下記のように論文発表もされています。
引用:Intralesional botulinum toxin type A equally effective and better tolerated than intralesional steroid in the treatment of keloids: a randomized controlled trial 2025
この論文では、ボトックスとステロイドによる瘢痕治療を比較しており、ボトックスによる治療の方が成績が良かったとする結果となっています。
ボトックスとステロイドによる治療法の違い
ボトックスによる治療と、ステロイドによる治療では治療回数の頻度も異なります。上記の論文では、ステロイド注射が4週に1回・合計6回治療しているのに対し、ボトックス注射は8週に1回・合計3回の治療で比較しています。つまり、ボトックスで治療を行った場合、ステロイドでの治療に比べて通院頻度が半分で済みます。
また、ステロイド治療を行なったグループには皮膚萎縮・毛細血管拡張などの副作用がみられたのに対し、ボトックス治療を行なったグループには同様の副作用は見られなかった、とあります。
つまり、ボトックス治療はステロイド治療に比べて、ケロイドの体積縮小効果が高い、治療回数が少なくて済む、副作用が少ないなどの利点があることが分かります。
当院での治療について
治療頻度は、2ヶ月に1回のペースで注射を受けていただくことをおすすめします。
カウンセリング
まずはじめにお肌の状態や症状を診察させていただき、治療内容についてのご説明をさせていただきます。患者様が納得するまで充分なカウンセリングを行います。
施術
ご希望の箇所にボトックスを注入いたします。注射を打つだけですので、施術は短時間で終了いたします。
施術後
原則的に当日はメイクはお避け下さい。
ボトックス注入
※上記施術料の他、初診料3,220円、再診料1,060円が別途かかります。